トヨタ自動車九州株式会社

ミドルシニアのチャレンジを創出する
─トヨタ自動車九州の「未来キャリア考動プログラム」

課題

ポスト飽和により、役割変更後の“時間とやりがいの空白”が発生
若手登用のため交代を進めた結果、役職を降りた層に「時間を持て余す」「やりがいが低下する」という声が生じ、優れた能力が活かし切れない“もったいない状態”が課題化していた。
社外情報・接点の希薄さが行動のブレーキに
外部環境に接する機会が乏しく、異業種ネットワークも狭いため、60歳以降、現職場以外での活躍イメージが持てず、可能性を広げる行動が進みにくかった。

成果

◆ミドルシニアの変化
「未来キャリア考動プログラム」を継続実施してきたことで、受講対象の50代にキャリアオーナーシップが醸成され、社内外で数多くのチャレンジが生まれた。
2022年4月に正式導入した社外兼業「地域のパートナー制度」には累計70件成立(現在30件前後が進行中)。挑戦を後押しする仕組みも社内に根づきつつある。
◆キャリアを語り合う風土醸成
職場で交わされる会話に“キャリア”のワードが出てくるようになり、上司との面談でも自身のやりたいことを積極的に伝えられる従業員が多くなった。

施策

これからの生き方を“考え→動き出す”を後押しする「未来キャリア考動プログラム」 

<1>研修働く個人を支援してきたリクルートキャリアコンサルティングが、これまでの実績と知見を活かし、具体的な事例を取り入れ、
受講者がリアルに自分事化できるプログラムを企画設計。
さらに上司からのメッセージを組み込むことで、会社・周囲からの期待をとらえたり、自分の強みを客観視することができ、
これからの可能性を膨らますプログラムとなっている。

<2>個別面談リクルートキャリアコンサルティングがトヨタ自動車九州様向けカウンセラーチームを組成し、企業情報を徹底的にインプット。
面談に来られた方の個別の課題の明確化と、自律的な行動計画に落とし込む支援を行う。

<3>実践の場今後の可能性を広げるための選択肢として社外兼業制度(地域のパートナー制度)を設置。
兼業先の企業に中長期寄り添い、ともに汗をかき目的を実現することで、自身の強みの再発見や自発的な学び直しにもつながっている。

今後に向けて

キャリア自律風土のさらなる浸透・醸成を目指し、現施策の拡大を検討

<1>研修現在の対象から年代・職群の拡大を検討中で、人数のボリュームゾーンとなる方々にキャリア施策を拡大することでさらなるキャリアオーナーシップの醸成を図る。

<2>面談利用できる期間を拡大もしくは通年にし、従業員個人がキャリアを考えたいタイミングで考えることができるようにすることで従業員の主体性・自律性の醸成を図る。

会社名
トヨタ自動車九州株式会社
業種
自動車・自動車部品
URL
https://www.toyota-kyushu.com/