多様な業種、年代や希望条件の再就職支援実例をご紹介いたします。
焦らずにじっくり探したい。障害者雇用の再就職
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Uさん(40代前半)女性
前職)コンピュータソフトウエア会社 設計担当
現職)大手材料メーカー 一般事務
20年間勤めた会社を退職後、考える時間を持つことにしたUさん。
足に軽度の障害のあったUさん。再就職にあたっては焦らずにじっくり次のステップを考えたいと思っていた。カウンセラーは月一回の面談を続けながら、Uさんの活動のタイミングを一緒に探ることにした。
障害者雇用の情報を聞き、応募したことが転機となり本格活動開始。
半年以上が過ぎた時、大手電機メーカーの障害者雇用についての情報をカウンセラーが入手。Uさんも是非ということで応募。残念ながら採用に至らなかったが、これをきっかけにUさんの活動意欲が高まる。
クルマでの通勤など、幾つかの条件をクリアし、2社目にして内定。
それから間もなく、大手電器メーカー系列の材料メーカーで、同様の募集があった。カウンセラーと面接対策などの準備をした甲斐もあり、クルマでの通勤など条件もクリアし、今度は見事内定を獲得した。
カウンセラーが語る再就職実例
自分の気持ちの盛り上がりとタイミングを合わせることが大切です。
直ぐに次の仕事を始めたい、そんな明確な動機がないのに応募や面接へ臨むことは難しいものです。むやみに活動しても、出た結果について判断できなくて困るようでは意味がありません。Uさんの場合はじっくりと時間をかけて考えることを望んでいました。しかし、ただ時間が過ぎていったのでは何の結果にもつながりません。希望する職種、仕事内容についての求人があったときに、即活動につなげること。タイミングを合わせることそのためにゆっくりでも活動を維持すること(=休止しないで月1回でも面談していくこと)が何より大切なのです。